◆給水
▽輪島市 鵠巣郵便局、あての木園、茅葺庵三井の里、三井出張所、諸岡公民館、七浦公民館、松風台保育所、門前西小、門前公民館、くしひ保育所、門前保健センター、あすなろ交流館、黒島公民館、阿岸公民館、皆月集会所
▽穴水町 北川内科クリニック前(大町)で午前6時から午後9時
▽志賀町 稗造研修センター(鵜野屋)で実施
◆ごみ回収
▽輪島市 通常通り回収。震災によるごみは31日までの間、午前9時までに通常ごみの集積所に出せば回収する。
▽志賀町 不燃物など収集は通常通りだが、地震に伴うごみは羽咋リサイクルセンターで受け付ける(手数料無料)。受付は午前9時-午後4時半、同センター=電話0767(27)1153
▽珠洲市 震災による埋め立てごみに限り、市職員が現地確認した上で無料で処分。
▽能登町 震災によるごみに限り、能都、内浦、柳田各地区の不燃物処理場に持ち込めば、無料で処分
▽穴水町 災害ごみは山中処分場、旧穴水森林組合(川島)に持ち込めば無料で処分。埋め立てごみは毎週地区の決められていた曜日に回収。指定袋に入れなくてもよい。可燃ごみは通常通り。
◆健康相談
▽七尾市 午前9時-午後5時まで七尾サンライフプラザ保健センターなど4カ所で実施。問い合わせ電話=0767(53)1111
▽輪島市 10人体制で避難所など巡回。相談窓口は輪島市ふれあい健康センター=電話0768(23)1136
▽穴水町 健康福祉課=電話0768(52)3650で受付。
▽志賀町 保健師4人が避難所を巡回。
(more…)
能登半島地震後、初の週末となる31、4月1両日、石川県警は多数のボランティアや復旧工事関係者が被災地に向かうことを想定し、輪島市の輪島、門前両地区で警察官計100人を動員して交通整理などに当たる。 能登有料道路徳田大津インターチェンジ(IC)から輪島市街や同市門前町までの国道などの交差点18カ所で交通整理を実施。また、ボランティアらのため、同市門前町などに臨時駐車場を確保する。
(中日新聞・2007,3,31)
門前・深見避難住民、自宅映像にくぎ付け
能登半島地震による土砂崩れで孤立した石川県輪島市門前町深見地区の避難住民(83人)の代表が30日、警察の同行で一時帰宅した。また、同地区民が避難する阿岸公民館では、お年寄りらが地震発生から5日ぶりに、変わり果てた自宅などを収めたビデオを食い入るように見つめた。 (伊藤弘喜)
猿山灯台近くで海岸沿いの山間地に位置する同地区は、25日の地震発生以来、依然として土砂崩れの危険があるため住民たちは自宅の状況が確認できない状態。一時帰宅は28日以来2度目で、この日午後、地区民の代表7人が穴水署員ら6人とともにパトカーなどに分乗して訪れた。
途中、土砂崩れ跡が見られたり現地は倒壊寸前の建物があちこちに見られるなど、地震の生々しいつめ跡が残る緊迫した雰囲気。地区民は約1時間に渡り地区内の被害状況を確認したり、傾いた自宅の中から身の回り品などを持ち出した。松井昭作さん(60)は「状況が見れたので一安心だが、いつ帰れるか」と話した。
これに先立ち、避難住民らにせめて現状をと、同署員らが現地入りしてビデオ撮影。住民約40人は、テレビ画面の前で自宅や地形などの被害状況に目を凝らした。坂井孫一さん(81)は「ちょっと安心した」、浜田八重さん(79)は「ちょっとだけ(自宅が)映っていた。早くうちに帰りたい」と疲れた表情でつぶやいた。
(中日新聞・2007,3,31)

能登半島地震で被害を受けた建物の応急危険度判定調査がおおむね終わり、倒壊の危険性が高いと診断された住宅の取り壊し作業が30日、石川県輪島市門前町で始まった。
取り壊されたのは門前町舘の河原悦子さん(72)宅。築40年近い木造2階建て。地震で1階屋根が崩れ落ち道路にはみ出し、片側車線をふさいでいた。交通の妨げになり2次災害の危険もあったため、河原さんが行政に取り壊しを依頼。重機2台が建物を壊し、廃材をトラックに積み搬送した。作業には河原さんの息子剛さん(38)=千葉県在住=が立ち会い、解体の様子を見守った。
生まれ育ち、最近もたまに里帰りしていた実家の取り壊しに剛さんは「故郷に帰ればいつもあった家がなくなるのはやはり寂しい。いつかこういう日が来るとは思っていたが、まさかこんな形でとは…」と目を伏せた。
1人で実家を守ってきた悦子さんは仮設住宅入居まで避難所生活を続けると言い、剛さんは「建て直しも考えてはいるが、今は1日も早く母親に安心して過ごせる場所を確保してやりたい」と気遣った。 (加賀大介)
(中日新聞・2007,3,31)
被害区分見直し石川県内全壊300戸に
能登半島地震で、石川県が31日にまとめた被害状況によると、県内の全壊住宅は300戸になった。被災者生活再建支援法適用をにらみ、同法の基準に基づいて被害区分を見直したためという。地震発生後初めての週末を迎えた被災地では、金沢市からシャトルバスで到着した880人ら多くのボランティアが復興作業を行った。一方、被害が最も大きい同県輪島市門前町道下では、仮設住宅建設の工事が着工した。
同日朝の県のまとめでは、全壊した住宅は輪島市が266戸で最も多く、穴水町が16戸、七尾市が12戸、志賀町と中能登町が各3戸。30日の集計では全壊住宅は121戸だった。
半壊住宅は計351戸、一部損壊は1575戸になった。県は、現時点で全体の調査の3割程度としており、今後も全壊住宅の数が増える見込みという。同法は、100戸以上が全壊した場合、県全域が適用対象になる。全壊の世帯には最高300万円、半壊の世帯には最高100万円が支給される。ただし、年齢、年収などで制限があり、比較的高収入で若い世帯は対象外となることがある。
金沢市の石川県産業展示館前の広場では31日早朝、休日の会社員ら880人のボランティアが、シャトルバス22台に分乗し、輪島市や穴水町の32カ所の避難所に向かった。
また、輪島市と穴水町では、県内外の自治体などの車両がごみの収集を行った。石川県警は100人を動員し、渋滞などの警戒のため、交通整理に当たっている。輪島市でのごみ収集車の出発時にも、門前高校に白バイや警察官を配置した。同日朝、能登地方で震度3の余震を観測し、25日からの体に感じる地震は307回となった。
(中日新聞・2007,3,31)
冬柴鉄三国土交通相が30日、能登半島地震後初めて被災地入りし、被害が最も大きかった同市門前地区の避難所を訪れるなどした。
冬柴国交相は富山空港からヘリで被災地上空を視察。輪島市役所で谷本正憲石川県知事や梶文秋輪島市長らから被害概要の説明を受けた。
谷本知事は家屋倒壊数や道路の破損状況、この日も約1100人が避難生活を送る現状、温泉旅館の宿泊客のキャンセルが相次いでいることなどを訴え、国の支援を要請した。
門前地区では避難所の一つの門前会館を訪れ、「不便な生活を強いられている皆さんに心からお見舞い申し上げます。1日も早く普通の生活に戻れるよう、国も全力で復旧復興に努力します」と被災者に呼び掛けた。
視察を終えた冬柴国交相は「まずは道路の復旧が急がれる。高齢の被災者が目立ち、仮設住宅も1日でも早く建てたい」とコメント。
同行した梶市長は「今回の被災自治体はどこも財政余力に乏しい。国は激甚災害指定だけでなく、特別な財政支援制度も考えてもらいたい」と話した。
(報道部・加賀大介)
(中日新聞・2007,3,31)
地震発生以来続いていた石川県の能登有料道路の通行止めが29日、柳田インターチェンジ(IC)-徳田大津IC間で解除され、接続する能越道の徳田大津ジャンクション(JC)-田鶴浜ICも通行可能になった。能登有料道路の残る徳田大津IC以北は横田ICまでが4月20日ごろ、横田ICから穴水ICまでが4月27日までに一部片側交互通行での開通を目指す。また、石川県の避難者は29日午後11時現在、1210人で、余震は約290回に達した。
通行止めが解除されたのは29日午後3時。田鶴浜IC手前の七尾市高田町の国道で通行止めの標識がはずされると、待っていた3台の車が早速、走行した。
地震の影響で路面に約50カ所の亀裂や段差が生じ、修復作業を急いでいた。実際に走ってみると所々に真新しいアスファルトが敷かれ、通過するたびに「ガタン」と車が突き上げられた。しかし、それ以外はスムーズ。通行止め解除から10分もすると普段と変わらない交通量となった。
被災した自宅の片づけに来た息子を小松空港まで送って帰宅途中の輪島市の主婦北村えり子さん(56)は「行きは国道を使って時間がかかったので助かる。普段何げなく使っていたが便利さをあらためて実感した」と話した。
羽咋市の柳田IC(下り方面)でも、午後3時の通行止め解除と同時に近くの空き地などで待機していた乗用車やトラックなどが次々と下り方面に吸い込まれていった。西山パーキングエリアで休憩していた羽咋市内の会社員男性(47)は「震災のつめ跡を路面の段差に感じた。早く完全に復興してほしい」と語った。
(中日新聞・2007,3,30)


能登半島地震後、初の週末となる31、4月1両日、石川県警は多数のボランティアや復旧工事関係者が被災地に向かうことを想定し、輪島市の輪島、門前両地区で警察官計100人を動員して交通整理などに当たる。 能登有料道路徳田大津インターチェンジ(IC)から輪島市街や同市門前町までの国道などの交差点18カ所で交通整理を実施。また、ボランティアらのため、同市門前町などに臨時駐車場を確保する。
能登半島地震による土砂崩れで孤立した石川県輪島市門前町深見地区の避難住民(83人)の代表が30日、警察の同行で一時帰宅した。また、同地区民が避難する阿岸公民館では、お年寄りらが地震発生から5日ぶりに、変わり果てた自宅などを収めたビデオを食い入るように見つめた。 (伊藤弘喜)
地震発生以来続いていた石川県の能登有料道路の通行止めが29日、柳田インターチェンジ(IC)-徳田大津IC間で解除され、接続する能越道の徳田大津ジャンクション(JC)-田鶴浜ICも通行可能になった。能登有料道路の残る徳田大津IC以北は横田ICまでが4月20日ごろ、横田ICから穴水ICまでが4月27日までに一部片側交互通行での開通を目指す。また、石川県の避難者は29日午後11時現在、1210人で、余震は約290回に達した。