講師の「被災地NGO協働センター」(神戸市)代表の村井雅清氏が「普段から人と人との絆を深めて暮らすことが一番の防災につながる。住職方には地域の事情がよく分かっている。行政による被災地の画一的救援には、必ず見落とされる人が出る。ボランティアはそれを救い出してきた」と講演されました。
本山の五味課長は「阪神・淡路大震災の時、回向が終わったら僧侶にはすることがなかった。寺院や僧侶に何ができるのかを考えた時、社会のさまざまな現象が仏の化身となって顕れていることに気付く。現実に寄り添い、当事者と一緒に生きるのが僧侶。檀家にはいろんな職業の人やプロがいる。檀か回りをしながらそれをコーディネートし、ネットワークを作りあげたい」と説明された。
能登半島では震災直後から「心の相談員(=高野山真言宗独自に認定するカウンセラー)」ネットワーク代表の辻雅榮宝泉寺住職(金沢市)らが「高野山足湯隊」を組織し、仮設住宅で毎月奉仕中。辻住職は「地震直後に傾聴ボランティアを行ったが、不手際から被災者の方々にお叱りを受けた。それがきっかけで足湯という方法のあることを知った。五ヶ月間、毎回毎回が正念場。仮設住宅が無くなるまで見届けたい」と語った。
(2007,8,28・中外日報)










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