
去る10月初旬、門前町、道下の宝泉寺さんの本堂の曳きおこし工事が行われて以来、宝泉寺の改修工事が進められています。本堂と不動堂が立ち直っていました。10月30日夕暮れに訪ねたところ、ちょうど壁を塗っている最中でした。
まっすぐ、どっしりとした本堂を見て、少し安堵いたしました。傾いたお堂を支えるツッカエ棒は、もうどこにも見あたりません。日が暮れるまで作業する職人さんの働く姿はとても頼もしく感じました。左官屋さんは白山市から毎日来られているそうです。

午後1時から4時まで、輪島市宅田町仮設住宅で足湯をしました。当地初の足湯でしたが、大変喜んでくださいました。
現在、当仮設住宅には、鳳至町、河井町の住民を中心に16世帯が住んでおられます。
はじめての足湯で、少し緊張していらっしゃいましたが、談話室では会話も弾み、こころなごむ空間になりました。
足湯の後、楽しいクリスマスリースを作りました。

午前9時半からお昼まで、大町仮設住宅で足湯をしました。当地での足湯はごぶさたでしたが、 「待ってました~」と、あたたかく迎えてくれました。
おなじみのみなさんのお顔を拝見してうれしくなりました。ありがとうございました。足湯の後、美味しいお茶と手作りの水ようかんを召し上がっていただきました。
能登半島地震で石垣が崩落した国指定史跡・七尾城跡で、十五日深夜から十六日未明にかけての豪雨のため新たに十八カ所で土砂崩れなどが起きていたことが、二十四日までに分かった。九月に文化庁から交付される補助金の額が決まり、市教委は来年夏までの復旧を目指していた矢先の被災で、修復がさらに遅れることは確実と見られる。七尾を代表する名所だけに、関係者は頭を抱えている。
七尾城跡の石垣は三月の地震で、本丸登り口が幅約二メートル、高さ約五メートル、桜馬場が幅約七・八メートル、高さ約三・七メートルにわたり崩落した。先の豪雨では本丸跡の土塁が幅約十メートル、高さ約十五メートルにわたって崩れるなど、十八カ所で被害が確認された。駐車場近くの入り口では土砂が通路を覆い、敷地内では二次災害を防止するため六カ所に十メートル四方のビニールシートが張られた。
石垣の復旧は二カ年計画で、文化庁が測量や工法の検討費として今年度分の修復事業費約四百万円を計上したばかりだった。来年四月に着工し、七月までの完了を見込んでいた市教委は、被害の拡大で大幅な計画変更を余儀なくされている。土砂の除去や盛り土などを行う必要があり、「復旧が来年の夏休み前に間に合わない可能性が大きい」(文化財課)としている。
市教委は十九日に文化庁に被害を報告し、今後は同庁の現地調査を経て修復計画や補助金の交付額が決められる。小浦忠吉課長は「地震に大雨と被害続きでショックは大きいが、元の姿に戻せるようにできる限り復旧を急ぎたい」と話している。
(北國新聞・2007,10,25)
来年3月運行 上野発、被災地の元気発信
輪島市に事務局を置くNPO法人・能登ネットワークは、能登半島地震の発生から一年となる来年三月、震災復興支援事業として、能登杜氏が醸造した全国の地酒を満喫できる東京・上野発の「能登地酒列車」運行に向け、準備に入った。行きは地酒や地元料理などを味わうゆったりとした鉄道の旅、帰りは能登空港を利用した空の旅とする予定で、関係者は「多くの人に参加してもらい、元気な能登の魅力をアピールしたい」と意気込んでいる。
「地酒列車」は能登空港開港を記念して運行した二〇〇三(平成十五)年十一月以来二度目となる。計画では、今回は二泊三日の旅程で、三月二十日夜に座敷を設けた交流車両で上野駅を出発、二十一日朝に県内に入る。車中では能登の造り酒屋、旅行関係者らと杯を交わしながら酒談義を楽しむ。
参加者は到着後、七尾、輪島、珠洲、志賀、穴水、能登の各市町を移動するコースに分かれ、能登ゆかりのゲストを交えた交流会などに参加し、地元料理を味わいながら親ぼくを深める。各市町のネットワーク会員の協力を得て、その土地の伝統産業を受け継ぐ職人技に触れる趣向も検討している。
同ネットワークでは「能登半島地震発生から一年、能登の元気を再発信」と銘打ち、首都圏を中心に前回と同じ約百二十人の集客を見込んでいる。中浦政克副理事長は「地酒列車を通じて、能登の魅力を凝縮して伝えたい」と話した。十一月中には事業内容を決定し、十二月には参加者の募集を開始したい考えだ。
(北國新聞・2007,10,25)
映画「能登の花ヨメ」 石川県穴水町
能登半島地震の復興支援映画「能登の花ヨメ」のロケは二
十三日、穴水町新崎(にんざき)と志ケ浦で花嫁行列の撮影が行われ、ヒロインを演じる金沢市出身の田中美里さんが花嫁姿で登場した。姑(しゅうとめ)役の泉ピン子さん、今回初めて撮影に加わった新郎役の池内万作さんらと海辺の町を歩き、本物の結婚式同様、被災地の人々の祝福に包まれた。
撮影したのは、震災後を懸命に生きる能登の人々の姿や優しさ、自然と食に溶け込んだヒロインが、東京で予定した披露宴を、新郎の実家がある能登に変更し、挙式する物語の最終シーン。
珠洲市高屋町の美容師徳保優子さん(60)が早朝から現地で田中さんの着付けにあたり、志ケ浦区長の小林道雄さん(73)夫婦が仲人役、住民や青年団員が親類役などを務めた。白無垢(しろむく)衣装の田中さんが歩くと、沿道から「おめでとう」「きれいや」の声が飛んだ。
女優宮本信子さんの長男の池内さんは、NHK連続テレビ小説「あぐり」などで田中さんと共演しており、歌手北島三郎さんの三女で新郎の妹役を演じる歌手・女優の水町レイコさんらも撮影に臨んだ。田中さんは「とうとう、ここ(花嫁行列)まで来ました」と感慨深げ。白羽弥仁(しらはみつひと)監督は「大きな場面の撮影を終え、ほっとしている」と話した。
穴水町志ケ浦のロケ地に同日、谷本正憲知事が激励に訪れ、珠洲市特産の能登大納言小豆を使ったどらやき「姫どら」「殿どら」五十五個を贈った。白羽監督が山海の幸を連日振る舞う志ケ浦の婦人たちこそ「本物の能登の花嫁さんたち」と紹介し、谷本知事や石川宣雄穴水町長がロケを支える地元の協力に感謝した。知事は「震災から立ち上がる能登の姿が、いい形で仕上がってくると思う」と来春の完成に期待した。ロケは金沢などを含め、十一月一日まで行われる。二十五日は輪島市金蔵でエキストラとして梶文秋市長の出演が予定されている。
(北國新聞・2007,10,24)




能登半島地震で石垣が崩落した国指定史跡・七尾城跡で、十五日深夜から十六日未明にかけての豪雨のため新たに十八カ所で土砂崩れなどが起きていたことが、二十四日までに分かった。九月に文化庁から交付される補助金の額が決まり、市教委は来年夏までの復旧を目指していた矢先の被災で、修復がさらに遅れることは確実と見られる。七尾を代表する名所だけに、関係者は頭を抱えている。
十三日、穴水町新崎(にんざき)と志ケ浦で花嫁行列の撮影が行われ、ヒロインを演じる金沢市出身の田中美里さんが花嫁姿で登場した。姑(しゅうとめ)役の泉ピン子さん、今回初めて撮影に加わった新郎役の池内万作さんらと海辺の町を歩き、本物の結婚式同様、被災地の人々の祝福に包まれた。